論評:米国は「捏造記事」で世界を欺くのか

2018-07-01 18:25:40 CRI

 中国政府はこのほど、2018年版『外商投資市場参入特別管理措置(マイナスリスト)』をはじめ、開放拡大にまつわる一連の重要措置を発表しました。実のところ、「外資への制限取り消し」が中心となるこの「マイナスリスト」は、習近平国家主席が4月に宣言した新たな対外開放措置を具体化したもので、中国市場の外資にとって、クオリティ重視型への転換期における政策上の優遇にもなります。

 しかしながら、膨大な中国市場が外資から注目を浴びることが、納得できない人もいます。米国が公表した『301条調査報告』の中には、「合資協力の要請や、外資株割合制限と行政許可プロセスを利用して米企業に強制的に技術譲渡を行わせた」として中国を非難する内容が多く、「強制的技術譲渡」というかつてない表現を公然と作り上げました。アナリストによると、米国のこの記事は、根本的に「捏造記事」にほかならないということです。

 第一に、米は一切の証拠も挙げていません。これまで40年の間、中国はいわゆる強制的技術譲渡に関する協定を結んだことはなく、政府は関連する苦情を外商から受けたこともありません。『301条調査報告』における「強制的技術譲渡」の指摘は、米国政府部門または米国企業の一方的な証言に基づくもので、「報道によると」とか「利益関連側の認可によるもの」という不確かな表現を使っており、具体的な案件を例に挙げて説明していません。法的文書と実例に欠けているような「捏造」の指摘は、米国政府が他国を威圧するための常套手段なのかもしれません。

 第二に、米国は概念をすり替えています。「合資協力の要請や、外資株割合制限と行政許可プロセスを利用して、米企業に強制的に技術譲渡を行わせた」とする米国の指摘は、そもそも市場参入制度の問題であり、「強制的技術譲渡」には関係ありません。WTOのルールによると、加盟国は自国の市場参入制度について保留する権利があるとしています。これは、中国のWTO加盟時にすでに各側と合意に達しており、米国を含む加盟国の多くは同じような行動をとっています。中でも、行政許可プロセスは各国で通用されているもので、中国はそのプロセスで「技術譲渡」を外資参入の条件にしていません。ここから鑑みて、米国は中国の市場参入制度に対してあら捜しをしようとしても、いかなる隙間にも付け入ることができません。ただ、概念のすり替えというトリックを使って「ルール違反」の濡れ衣を着せることしかできないのです。

 第三に、米国は罪名を新たに作り上げました。直接的な証拠がないため、米国は「強制的な技術譲渡」の前に「手口を変えた」との言葉を付け加えました。つまり、中国での暗黙のルールとして、外資系企業が中国の国有企業または政府主導の企業と協力した場合、中国政府は背後で圧力を加えるということです。しかし、市場経済は契約経済を本質としており、互いの要望の上で行われるもので、企業間の技術譲渡は等価交換、契約自由という原則に基づいた行為です。「強制」はいったいどこにあるのでしょうか。

 米国はハイテク分野において中国への輸出のドアを閉ざしています。その一方、中国は米国が不満を持つ貿易赤字を縮小させるため、米国からの関連市場の開放と技術譲渡を望んでいます。米国企業はなぜ、ハイテク製品を中国に売ってはいけないのでしょうか。それは米政府の強制措置によって、以前より禁止されているからです。米政府の企業に対する輸出と投資などの強制的な禁止措置と法律は、市場経済に背くものです。そこには中国とその他の国の発展を抑圧し、単独主義、保護主義によって「米国第一」を実現させる狙いがあるとみられています。

 米サマーズ元財務長官はこのほど米メディアのインタビューを受け、「中国企業が一部の技術において世界トップレベルになれたのは米国の技術を盗んだからではなく、政府による巨額な投資の恩恵を受けた優れた企業家と科学、技術を重んじる教育制度が要因である」と述べました。また、米政府に対し、「技術面の指導的地位を守る真の方法は、トップレベルの技術力を持つことであり、中国を抑えつけることではない」と指摘しました。

 面白いことに、トランプ大統領は就任後、長きにわたってフェイクニュースに悩まされ、「フェイクニュースは米国最大の敵である」とも話していました。しかし、現在、中国を抑えつけるためにトランプ政権は「手口を変えた強制的技術譲渡」というフェイクニュースを作って中国を攻撃し、中国に泥を塗り、新たな罪名を作るまでになっています。このようなゼロサム思考や唯我独尊の覇権行為、他人に困難や災いを押し付ける行為こそ、米国にとって最大の敵だと言えるでしょう。(CRI国際論評員) (翻訳:ミン・イヒョウ、鵬、星)


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