知られざる「何日君再来~いつの日君帰る」

2018-05-18 15:03:47 CRI

知られざる「何日君再来~いつの日君帰る」

 5月21日は24節気の小満で、万物が成長して大地に満ちていく時季です。先日、偶然にテレサ・テンが唄った「何日君再来(いつの日君帰る)」を耳にしました。資料を調べてみたところ、この名曲は1930年から40年代の名歌手・周璇、李香蘭に歌われ、大ヒットした曲でした。しかし、当時の政治の渦に巻き込まれ、国民政府も日本の植民地政府も、さらにその後に成立した新中国政府も、ずっとこの歌を禁じていました。何故、この恋の唄は様々な政治勢力に禁じられてしまったのでしょうか?今回の中国メロディーはこの歌の裏に潜む物語と名歌手たちが歌ったそれぞれのバージョンをお楽しみください。

「いつの日君帰る」の誕生

 美しい花は常に咲いているわけではなく

 美しい風景は常に見ることができるわけではない

 憂うより笑顔になりたいけれども 涙が零れる

 今宵 お別れした後 あなたは次はいつ来てくれるのかしら

 これを飲んでしまったら これも召し上がって

 人生で酔える時は何度もないわ 今を楽しんでちょうだい

 さあさあさあ 飲み終わったら話せばいいから

 今宵 お別れした後 次はいつ来てくれるのかしら

 この曲は1936年7月、上海国立音楽専科学校の卒業茶話会で、卒業生の劉雪庵が即興でタンゴ舞曲を創作したものに由来します。その後、映画「三星伴月」の監督・方沛霖はこの曲をすぐに気に入り、映画の脚本家・黄嘉漠に作詞させて、わずか17歳の周璇がこの挿入歌を歌いました。

「金の声」が広めた「いつの日君帰る」

 周璇はこの当時の人気歌手で、彼女の歌声は「金嗓子(まるで黄金のような美しさ)」と呼ばれ、この「いつの日君帰る」は彼女が歌うことで大ヒットしました。1938年の映画の上映に伴い、この歌は上海、南京、北京などの大都会、更に小さい町でも広く歌われるようになりました。

知られざる「何日君再来~いつの日君帰る」

 当時、日本の侵略軍が上海を占領し、数えきれない人たちが無残な目に会いました。当局の国民政府は重慶に撤退し、多くの人々は憂うつとためらいを感じていました。誰もが恋人や親友と離れて、孤独と苦しみを感じ、いつ家に帰れるのか、いつ恋人と再び会えるかもわかりません。「いつの日君帰る」こそがその時代の人々の心の声を吐き出していたのです。当時、上海のほぼすべてのカフェや百貨店、ダンスホール、ラジオでこの曲が流れていたそうです。

李香蘭で変わる運命

 1940年代、愛国の歌として中国全土で広く歌われた「いつの日君帰る」は当時の人気歌手・李香蘭にカバーされた後は、その運命が大きく変わりました。

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