中国初の国家級海洋特別保護区地方法規、海釣を許可
このほど、中国浙江省人民代表大会常務委員会は管轄下の舟山市の中国初の国家級海洋特別保護区地方法規『舟山市国家級海洋特別保護区管理条例』を批准しました。2017年3月から実施し始めるこの管理条例によりますと、保護区内での海釣について許可制度を実施するということです。
近年、海洋レジャー産業の発展に伴い、海釣客が急増し、現地舟山群島の海釣愛好者だけでもおよそ1万人に上り、この中で海釣りで生計を立てている漁民も大勢います。報道によりますと、現在中国全国の海釣愛好者はおよそ900万人おり、毎年舟山群島を訪れる海釣り人はのべ60万人だということです。
海釣人の増加に伴い、特に良質の釣り道具を持つ海釣人の現れにより、無秩序で違法な海釣りがよく発生しています。それに海洋環境の汚染や海洋生態の破壊などの諸要因により、舟山群島周辺の生態回復能力が低下し、魚の数と種類が激減しています。
この管理条例の発表は、海洋漁業資源の管理に役立つばかりか、また今後法律の面から浙江省の漁業振興を支えることもできます。
我国首部国家级海洋特别保护区地方性法规出台 明确海钓许可制度
为保护海钓渔业资源,日前经浙江省人大常委会批准,舟山市出台了我国第一部国家级海洋特别保护区地方性法规--《舟山市国家级海洋特别保护区管理条例》,明确保护区内海钓活动实行许可制度,计划2017年3月正式施行。
近年来,随着海洋运动休闲的兴起,海钓客急剧增加,目前舟山群岛当地海钓爱好者有万人左右,其中不乏以此为生的渔民。据介绍,目前全国海钓爱好者共约900万人,每年来舟山群岛进行海钓的约为60万人次。
海钓人数增加,特别是拥有先进工具的海钓专业户的出现,无序滥采滥挖鱼类饵料和炸鱼电鱼的行为时有发生。加上海洋环境污染、海洋生态破坏等因素,舟山海域生态恢复能力一度减弱,鱼数量锐减趋势难以逆转。
颁布海钓证,为海洋渔业资源管理填补了漏洞,为浙江渔场振兴提供了法律支撑。