一方、世界文化遺産・西逓は、宏村の南から約15キロに位置します。村の入り口にそびえる石牌坊(鳥居の形をした石の牌楼)は、一キロ離れた外から見てもそれとわかる大きなものです。明、清代当時、西逓にはこうした石牌坊が15ヵ所ありましたが、歴史の変遷を経て、現存するのはこの1ヵ所だけとなったということです。
西逓村に入ると、徽派民家の「博物館」に入ったような感じです。小道に面して古い家屋が建ち並び、しっくいを塗った白壁や濃い灰色の瓦、ひめがきや玄関上部のレンガのレリーフなど、いずれも徽派民家の特徴をよく表しています……
二時間目は、安徽省の古代村落の宏村、西逓の地理的な情報、アクセス方法などをご紹介します。
その後、宏村、西逓といった二つの村の近くの有名な観光スポット、木坑竹海、花山謎窟などをご紹介します。さらに、「グルメのコーナー」では、宏村、西逓近くの酔蟹、そして伯娘紅焼肉などをご紹介します。ぜひお聞きください。(任春生)